バージョン４．５のラストはドラクエらしくない？

ストーリーおわった
普通こういうドラクエっぽいお話って
①大きな困難が立ちはだかって
②傷ついたり失ったりしながら頑張って
③失ってはいけないものを取り戻したとか、代わりにかけがえのないものを手に入れて幸せになる
みたいな流れだと思うけど、
今回のストーリーは①②ばっかで③がないから終わった後すごい後味悪い
誰も幸せになってないし、失うばっかで何も手に入れてない（世界の平和とか普遍的なものは取り戻したのかもしれないけど、個人としてのキャラは失いっぱなし）

登場人物が幸せになったり希望を持てたりする帰結点を目指してストーリー進めてたのに、
問題は解決しても誰ひとり幸せにできなかったから、達成感みたいなものがまったくないわ
言い悪いで言うと、悪くない出来のお話だったのかもしれないけど、好き嫌いで言うと、自分は嫌いだ
犠牲者多すぎ

鬱展開だらけだった7でもそれぞれ何かしら救いはあったからな
4.5は異常だよ

DQ3とDQ4はハッピーエンドと言い難いし
6も怪しい
DQ10だって各バージョン誰もそこまで幸福になってないぞ
VER3は比較的前向きなエンドだったがそれだけ

ハッピーエンドとは言い難いってのと、鬱エンドは全然違うし
ストーリー開始地点ですでに不幸な状態だったのと、
ストーリー進める中でどんどん不幸になっていくのでもまるで印象違うからね

ナドラカンドなんかは、ストーリー開始時点で不幸な状態だったに当てはまると思うけど、
それでもラストで、ナドラカンドは崩壊、トビアスはエステラをかばって犠牲に、みたいな話になってたら受け入れられなかったと思う

ドラクエはいつもこうだから、っていうのが何かのエクスキューズになるならそれでいいんじゃね？
ただ自分の4.5ストーリーの印象は変わらん